ねらい
- ひとりひとりの思いを受け止め、安心して過ごせるようにする。
- 新しい環境に慣れ、保育者と一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
内容
- 保育者と一緒に好きな玩具や居場所を見つけて過ごす。
- スプーンやフォークを使って自分で食べようとする。
- 保育者に手伝ってもらいながら、トイレで排泄してみようとする。
- 保育者に見守られながら安心して眠る。
- パンツやズボンを自分ではいてみようとする。
- 戸外で好きな遊びを楽しむ。
- 園庭の草花や虫などに触れ、興味を持つ。
- 絵本や紙芝居に興味を持ち、喜んで見たり聞いたりする。
- 手遊びや楽器遊びなど繰り返し楽しむ。
環境構成・援助と配慮
- 落ち着いて遊べるように、少人数で遊べるコーナーを設けたり、慣れ親しんだ玩具を用意する。
- 不安で落ち着かない子どもには、抱っこをしたり膝に座らせたりするなどスキンシップをとりながらゆったりした気持ちで関わるようにする。
- 食具の持ち方や使い方を手を添えて知らせたり、自分で食べようとする姿を認めていく。また、必要に応じて口に運び、一口でも食べたことを喜ぶ。
- トイレには子どもの親しみやすい装飾を施し、明るく清潔にしておく。
- ひとりひとりの排泄の状態を把握してトイレに誘い、トイレで排泄したときはともに喜び合う。嫌がる子どもには無理せず、オムツを交換し、心地よさを味わえるようにする。
- 安心して眠れるように静かなオルゴールの曲をかける。
- そばについて優しく体をさすったりするなど、安心して眠りにつけるようにする。
- 着替えをするときは、十分なスペースを確保する。
- 自分で着替えようとする姿を見守ったり、必要に応じてさりげなく援助し、自分でできた満足感を味わえるようにする。
- 戸外で体を動かしたり、探索して楽しめるように戸外に出る機会を多く持つようにする。
- 一緒に体を動かして遊んだり、探索して花や虫を見つた喜びに共感していく。
- 子どもが手に取って見られるように、絵本は取り出しやすい場所に置く。
- 子どもの興味に合わせて絵本を読んだり、子どもの知っている手遊びをみんなでして楽しめるようにする。
健康・安全への配所
- 食物アレルギーの有無や既往症、予防接種の状況、平熱などを把握し、体質や健康状態について職員間で共有していく。
- 災害時の避難経路を確認したり、園庭や園内に危険物がないか点検したりし、安全な環境が保てるようにしておく。
家庭との連携
- 入園や進級に対する保護者の思いを受け止め、送迎時や連絡帳で日中の様子や家庭での様子を伝え合い、信頼関係を築けるようにしていく。
- 持ち物の準備や始末の仕方をわかりやすく掲示していく。