【0歳児】4月月案

ねらい

  • 家庭での生活のリズムを把握し、1日の生活の流れに見通しを持ち、ゆったりとした生活を送れるようにする。
  • 園庭や室内など安心できる場所で、抱っこやスキンシップを通し、保育者との関りを楽しむ。

内容

  • 安心して保育者に授乳してもらい、満足する。
  • 落ち着いた場所で安心して眠る。
  • 保育者に抱っこされたり、話しかけられたりして、少しずつ新しい環境に慣れる。
  • 腹ばいで機嫌よく過ごしたり、ハイハイを十分にする。
  • オムツを交換してもらい、気持ちよく過ごす。
  • 保育者に食べさせてもらったり、手掴みで満足するまで食べる。

環境構成・援助と配慮

  • 授乳の際は口元を見ながら、吸い付き加減によってキャップの締め方を調整し、泡の大きさを確認していく。飲み終えたら縦抱きにして必ず排気をさせる。
  • 保育者の目の届く場所に寝かせ、SIDSチェック表を使用しながら、呼吸や姿勢の変化をよく観察する。
  • ゆったりとした雰囲気の中で、子どものまなざしにこたえたり、優しく語りかけながらスキンシップはかったり、ふれあいを楽しめるようにしていく。
  • 腹ばいにしたときは、近くで見守り、苦しそうなときはすぐ抱っこしたり仰向けにし、無理のないようにする。
  • ハイハイをする際は、踏んだり、ぶつかって怪我のないように、玩具を片付けておく。保育者は危険のないよう近くで見守りつつ、一緒に体を動かし、十分に這う機会を持てるようにする。
  • 「きれいにしようね」と言葉をかけ、ゆったりと歌ったり足をさすったりして、気持ちよくオムツを変えられる雰囲気をつくっていく。
  • 手で持ちやすい形状の野菜や一口サイズのおにぎりを用意し、十分に手掴み食べできるようにする。

健康・安全への配慮

  • ひとりひとりの既往症・予防接種歴を確認し、発達・発育状態を把握する。
  • ハイハイや歩行の不安定な子どもが多いため、玩具を片付けてスペースを広く取り、安全に十分に遊べるようにする。

家庭との連携

  • 園での生活の様子と家庭での様子を丁寧に伝え合い、安心して子どもを預けられるように信頼関係を築いていく。
  • 子育てに関する疑問や悩みは、保育者も一緒に考えていきたいので、遠慮なく相談してほしいことを伝えていく。
  • 職場復帰への不安や子どもと離れる寂しさなど、様々な葛藤を抱える保護者もいるため、送迎時に保護者の不安を丁寧に受け止め、子どもの安定した姿を伝え、成長の喜びを共有していく。

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